光合成細菌培養中。
地球上最古のバクテリアと言われており、アンモニアや硫化水素などの稲の根に悪い物質を極上アミノ酸に変え、根を健全にすることにより、美味しいお米にしてくれます。
田植え1ヶ月目後の稲の様子。
これから来るであろう猛暑と台風に負けない強い稲になってくれー!
光合成細菌培養中。
地球上最古のバクテリアと言われており、アンモニアや硫化水素などの稲の根に悪い物質を極上アミノ酸に変え、根を健全にすることにより、美味しいお米にしてくれます。
田植え1ヶ月目後の稲の様子。
これから来るであろう猛暑と台風に負けない強い稲になってくれー!
一週間ほど前、無事に田植えが終了しました。
今年は新型コロナの感染予防のため、子供達は帰省できず、その不足した労働力を補うために、昔から付き合いのある近所の人や気心知れた友人親子にも数日手伝ってもらいましたが、基本的には両親だけでの春の農作業でした。
離れて暮らしている私たちにはどんなに過酷な日々だったか、本当のところはわかりませんが、無事に終わってホッとしています。
田植えが終わっても、休む間もなく仕事はあります。
例えば、
など。
米の品質低下の要因となる夏の猛暑、今年は来ませんように。
田植えが始まりました。
毎年、あちこちに散らばっている3人の子供達が帰省して手伝うのですが、今年は新型コロナのせいで帰省できません。
実家には高齢の祖父母(次女の私から見て)がいます。
もし自分たちが無症状感染者で帰省すれば、死に直結する事態になるでしょう。
そもそも両親も重症化する可能性が高いです。
両親だけで重労働をさせるリスクと、高齢家族全体を新型コロナに感染させるかもしれないリスクを考えた時、やはり健康、命が何よりも優先されるべきであることは言うまでありません。
きっと、日本全国、いや世界中の多くの農家で同じような問題が発生していることでしょう。
どうか、田植えがゆっくりでも順調に進み、無事に終わりますように。
4月初旬、筋蒔き(パレット=苗箱に土を敷いて種をまく作業)をしました。
苗箱ごとシートをかけて保温しながら育てます。
筋蒔きから10日後の様子↓です。
苗は4~5㎝くらいまで育ちました。
水を張り、苗に負荷を与えることによって、伸びにくく太い茎にします。
【田んぼ】
畔塗(あぜぬり)をしました。
畔塗とは、田んぼの水が外に漏れないように土を盛って固める作業のことです。
【畑】
昨年の秋に仕込んだもみ殻堆肥を畑に散布しました。
堆肥の作り方は色々ありますが、当園の作り方は下記の通りです。
① もみ殻+米ぬか+豚肥完熟堆肥+ドラム缶で光合成細菌に一晩浸したもみ殻を混ぜて攪拌する
② 発酵が始まり1週間位すると、40~50度くらいになる。2~3週間に一度攪拌する
③ 3回程度攪拌し、後はそのまま。3~4か月で良質な堆肥の出来上がり
たまたまインターネットで見つけた、リト史織さんの「生米パン」というレシピ。
これはすごい。
米粉ではなく、生米からという発想が天才。
早速、焼いてみました。
ちゃんとパンになっているのです。
もちろん普通の小麦粉のパンとは違いますが、モチモチとした美味しいパンなのです。
レシピ通りだと、ちょっと塩味が強かったので、私は塩を減らしています。
普通のパンよりも手間も時間もかからずにできるので、このレシピを知ってからは毎日焼いています。
米農家にとっては、ありがたい発明品です。
3月10日、育苗の準備を始めました。
まずはプール育苗のための「水平に地ならし」です。
プール育苗とは、下の写真のようにビニールハウスの中に10㎝程の深さに水を張り、その中で苗を育てる方法のことです。(↓昨年の様子です)
3月20日、田んぼの極低く柔らかいところに、残土を入れて平らにならす。
この日は2tダンプで4台分。
〈今度はドイツ在住次女の投稿〉
毎日インターネットのニュースで日本の新型コロナの感染状況をチェックしている間に、気づけばイタリア、スペイン、フランス、そしてここドイツも深刻な状況になっていました。
もうだいぶ前からスーパーのパスタコーナーの棚は空。(写真下)
小麦粉もいつ行っても売り切れ。入荷している気配すらないです。
日本同様でトイレットペーパーやキッチンペーパーの棚も空。
とりあえず、トイレットペーパーはあと1週間ちょっとは持ちそうなのですが、次買える保証がないのは不安です。
政府は国民に「買いだめをする必要はない、十分供給できる」と断言していますが、それでもお店の棚がずっと空なので、「いざ家の在庫が無くなった時に買えないかも」と補充された途端に一部のラッキーな人が買い占めるのでしょう。
ちなみに今回の騒動で初めて知った単語がありました。
HamsterkaufもしくHamsterkäufe(前者の複数形)。
Hamster=ハムスター Kauf=買う
これで「買いだめ」という意味です。
なるほど、と。
現時点で感染者が20000人を超えたドイツ。
この街で外出禁止令(仕事、買い物、通院などは可能)が出されるのも時間の問題です。
そんな状況でもマスクをしている人はほとんど見かけません。
もともとマスク自体が一般的でなく、どこでも買えるわけではなかった上にこの事態で一般市民にまでマスクが供給できる状況ではないのでしょう。
消毒液の類も1カ月近く売り切れ状態で入手困難です。
日本のようにスーパーの出入り口にアルコール消毒液が置いてあれば、すぐに盗まれるでしょう。
そんなこんなで、残念ですが日本に比べて感染が拡大するのは必然だと個人的に思います。
<東京在住の長女の投稿>
毎年4月の種まきには東京から帰省するのですが
このコロナ騒動で両親から来るなと言われております。
どう考えても東京の方が危険です。
うちには90歳前後の爺婆がおり、特に爺様に関してはコロナ感染したらアウトです。
持ち込むわけにもいかないけど、そんなこと言ったら本格的に田植えの時はどうするんだ、、と頭を抱えているわけです。
そこで手伝いには行くけど感染のリスクを最小限にする策を考えました。
田んぼの仕事は屋外なのでマスクをしてスキンシップさえしなければ大丈夫。問題は家にいる時間。
家にいる時は自室にこもり、食事はドアの前に置いてもらう。
「食事、ここに置いておくわね」
みんなが寝静まったらお風呂に入り、ドアノブなど消毒をしてから就寝。
翌朝も同じく、食事はドアの前。
もはや昔の労咳扱い。
いつもは一緒に行く田んぼも、現地集合。
私は元気です。
どうでしょうか。お父さん。
人生で初めてバナナの一卵性双生児に出会いました。