シュトレンの食べ比べ 2021/12/19

今年は初めて発祥の地であるドレスデンのシュトレンをオンラインで購入してみました。

Original-Dresdner-Christstollen 750g(缶入り)で15.50ユーロ(約2,000円)、送料が6.90ユーロ(約900円)。
なかなかのお値段。
ちなみに缶なしの場合は12.00ユーロ(約1,550円)です。

ものすごくギュッと詰まっているので、750gといっても大きさは19㎝ × 13㎝位です。

シュトレンはクリスマスの4週間前から少しずつスライスして食べるドイツのクリスマスケーキであり、日ごとに味が変わってくるとのこと。

まさにクリスマスイブの4週間前である12月3日に届き、すぐに食べてみました。
期待が高まっていたせいか、こんなものか、という感想でした。
オレンジピールとレーズンの味と風味、アーモンドの食感がアクセントとなる、予想通りの味でした。

このシュトレンは乳化剤や保存料などは無添加、油分もバターのみです。
ただ、ラム酒が入っているので、子供には食べさせることができません。

初めのうちは、スライスすると具材が多いためか、簡単にボロボロになっていたシュトレンも、10日ほど経ったころから、しっとりとして全体に一体感が出て、美味しくなってきました。
味が変わるとはこういうことか、とちょっと感動しました。

試しにスーパーで売られている安いシュトレンも買って食べ比べてみました。

これは250gで2.29ユーロ(約300円)。

賞味100g当たりで比較するとドレスデンのシュトレンは1.60ユーロ/100g、スーパーのものは0.92ユーロ/100g。

ただ、原材料を見てみるとスーパーのものはバター以外の安価な油分や添加物が使われており、食べた時に小麦の生地の部分が多く、パウンドケーキ寄りの印象を受けました。

ただ、どちらも見た目とは違い、甘すぎず、食べやすく、味自体に大差があるとは思いませんでした。

あくまで、グルメではない私の感想です。