コロナ騒ぎ2 2020/03/21

〈今度はドイツ在住次女の投稿〉

毎日インターネットのニュースで日本の新型コロナの感染状況をチェックしている間に、気づけばイタリア、スペイン、フランス、そしてここドイツも深刻な状況になっていました。

もうだいぶ前からスーパーのパスタコーナーの棚は空。(写真下)
小麦粉もいつ行っても売り切れ。入荷している気配すらないです。

日本同様でトイレットペーパーやキッチンペーパーの棚も空。
とりあえず、トイレットペーパーはあと1週間ちょっとは持ちそうなのですが、次買える保証がないのは不安です。

政府は国民に「買いだめをする必要はない、十分供給できる」と断言していますが、それでもお店の棚がずっと空なので、「いざ家の在庫が無くなった時に買えないかも」と補充された途端に一部のラッキーな人が買い占めるのでしょう。

ちなみに今回の騒動で初めて知った単語がありました。
HamsterkaufもしくHamsterkäufe(前者の複数形)。
Hamster=ハムスター Kauf=買う
これで「買いだめ」という意味です。
なるほど、と。

現時点で感染者が20000人を超えたドイツ。
この街で外出禁止令(仕事、買い物、通院などは可能)が出されるのも時間の問題です。
そんな状況でもマスクをしている人はほとんど見かけません。
もともとマスク自体が一般的でなく、どこでも買えるわけではなかった上にこの事態で一般市民にまでマスクが供給できる状況ではないのでしょう。
消毒液の類も1カ月近く売り切れ状態で入手困難です。
日本のようにスーパーの出入り口にアルコール消毒液が置いてあれば、すぐに盗まれるでしょう。
そんなこんなで、残念ですが日本に比べて感染が拡大するのは必然だと個人的に思います。